Active Filmは、基本的に中判フィルムの取り扱いと大きな違いはありませんが、特にフィルムの巾を細めのものを巻いている場合は、遮光紙中央部を触れるように心がけて下さい。フィルムの両端は、強く触れますと光線被りの原因になります。
それを避ける為、撮影前も撮影後も遮光容器に入れて下さい。
遮光紙の取り扱いですが、左側がKodakで右側がFUJIFILMです。主な機能の違いは、フィルムを巻き込んでゆく時の印がFUJIFILMにはありますがKodakにはありません。更に遮光紙の全体の長さがKodakの方が30mm長い為に、フィルムを巻き込むスタートの位置が変わるという事です。
以下の印を付けてトライしてみて下さい。
極めて稀に出るフレアの条件とは
遮光紙とフィルムの組み合わせで、使用するフィルムのカーリングが強く遮光紙の巻きが通常よりも緩い場合 ,稀にレンズが超広角で強い逆光線が画角ギリギリに入る条件でフレアが入る場合があります。
Active Filmの巻き方
Active Filmを巻く方法は、いくつかあります。暗室がある又はちょっとした窓の目張りで完全な暗室になる方で、あまり費用をかけずにActive Filmに挑戦してみたい方には、吊るし巻きという方法をご紹介しております。
120タイプ吊るし巻き法
220タイプ吊るし巻き法
暗室やダークバッグで可能なグッズ Active Film 35mm専用巻き具
Active Film木製巻取具も日進月歩進化しています。ダウンサイズしている事は勿論フィルムを一時保管しているフィルムマガジンも小型化しました。
フィルムの幅寄せ具も木工と樹脂のタイプで大きさが違います。
樹脂タイプのフィルム幅寄せ具は2cmまで小さくしております。