Active Filmは中判フィルムのイノベーションです。ポリシーはアップサイクルです。

中判フィルムという名前を聞いても何の事か分からない?
となると、そこから説明しなければなりません。今後その初心者向けの説明をいたします。

今回は、中判フィルムや中判カメラも知っているという方むけに、是非やってみて頂きたいと思います。

現在Active Film(特許申請済み)の工場を持っている訳でもありませんし、Active Film巻取機も製造出来ておりません。今後こちらのサイトで、写真専門店や、ミニラボの会社に呼びかけて、遮光紙とスプールをリユースで使う為に使い捨てカメラのようにこちらで、回収して本来捨てられていたものを、キッドにして販売が出来ないか?と考えております。

遮光紙+スプールが今後沢山集まった時に、Web上で、Active FilmスケールとActive Filmファインダー治具のセットにして、販売が出来ないものかと、プランを練っております。2分で出来るWebshopもあるくらいですから、遮光紙+スプールが集まったら、このサイトで紹介致します。

更に、前向きの方には、暗室内でもフリーハンドで作業が出来る暗視スコープを改造して、販売が出来ないかとも考えております。諸々考えている事は、具体的道筋が出来ておりますが、コラボしてくれる企業もなく硬直しております。予定販売価格は19,800円です。
暗視スコープを持っていない写真店の方、また中判カメラに興味のある個人の方や、コラボ企業も随時募集中です。

昨年は、何社もクリス・アンダーソンのメーカーズ革命のように、Active Filmでやりましょうと協力を求めたのですが、残念ながら、Active Filmに協力してくれる所は、現在一社も手を挙げて頂いてはおりません。

元々は、はやり言葉で言いますと、フィルムのコンセプトがリユース+未使用フィルムという事から『アップサイクル』商品として開発した物で、特許申請以前から何度も試作をして、それが完了するまでトライ&エラーで作り込みをしました。

例えば、欲張って、沢山フィルムを巻き過ぎ光線被りをした事もあります。負の部分も公開しています。不思議な写真になります。6×4.5のカメラで撮影しています。フィルムに特徴があるので、どんなレンズでも使えます。

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このフィルムをカメラに装填する時は遮光紙の端を触らず中央を持ちましょう。

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このフィルムはフジX-TRA ISO400のフィルムで撮影しています。

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以下の4カットは、645フィルムでのスタジオ撮影です。

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フィルム面積の単純計算で、俗にいう35mmライカ判は24mm×36mm=8.64mm平方です。中判フィルムの例でいいますと一番小さいブローニーサイズ6×4.5でパーフォレションの面積を差引いても14.55mm平方で約1.7倍の表現する面積です。6×9の場合29.22mm平方で約3.4倍の表現が可能です。

デジタルカメラは、フィルムを手本にして、追い越してゆき21世紀になり12年が経過して逆にフィルム臭さのある中判フィルムがActive Filmとして蘇らせたいと言う思いです。

簡単なイメージ図です。こちらがブローニーフィルムの代表格の120サイズのActive Filmのイメージです。

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それに対し、220フィルムは遮光紙とフィルムを直接テープで留めております。新型のカメラでなければ使えないものがあります。カメラの圧板の所に覗き窓がついているカメラは、不向きです。

前回のページで説明させて頂きましたが、フィルム幅寄せ機を優先順位の1番で製造したい商品にあげました。

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しかし、その物がなければ、Active Filmを作れないのか?と言いますと、それはNoです。

暗室や類似のスペースがありますと作業は大丈夫です。フィルムを吊るして作る方法があります。その作業時 Active Filmスケールがありますと、フィルムを止める位置やポイントが分かります。

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35mmフィルムを載せて作る場合、きつくもなく緩くないように巻いて下さい。遮光紙にたるみを付けずにまた巻きすぎないように最後まで未使用のフィルムのイメージで完成させて下さい。

6×7にActive Filmを入れて撮影した例

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中判カメラでパノラマ写真のような横長写真になります。

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