大凡70年前に、戦後復興に一役かった豆カメラのブームがありました。敗戦で連合軍の米兵(進駐軍)のお土産として重宝され、海外に持ち出されて、e-bayではミニチュアカメラ・サブミニチュアカメラ・スパイカメラで検索しますとヤフーよりも沢山出てきます。70年前のものですから、その状態により動くものから、壊れているものも多くあるでしょう。
当時はB&Wフィルムで撮影されていました。70年前の節目である今年は記念すべき年で昨年から何とかカラーフィルムで撮影出来ないものかとやってきました。
以上の条件に同意して頂ける方は、
を明記の上、メール(info@active-film.com)にてご応募下さい。
ご応募お待ちしております。
35mmフィルムを遮光紙に巻く場合、中央に巻くようにする事が大切です。そのサポートをするのが、幅寄せ具という名前のパーツを使います。
素材には、PET樹脂を使っております。その曲げ加工に便利なのが、100均で売られているモノで、商品名がミニ 長ペンチです。
乳白色に見えているのが、幅寄せ具です。
このように使用します。
逆さまから見た所です。
長ペンチの幅が7mmで樹脂巻取具に載せる時にぴったりの長さです。
このようなイメージで折り曲げてゆき、ターンする所は、補強のためPET樹脂又はプラスチック用接着剤で接着して完成です。
使い方は接着面に塗り洗濯ピンチのような形状のもっと強力なモノがありますので、接着する所を両側から挟むように24時間くらいそのままにしておいた方が良いようです。数時間ですと、剥がれてくるようです。
以上の条件に同意して頂ける方は、
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ご応募お待ちしております。
素材のホワイトアングルをカットします。
ホワイトアングルという塩ビの素材を10個分カットしました。
樹脂とそこ板を10個分カットしました。
完成品と塩ビ樹脂素材あともう一個スプールとブローニー用収納容器をご用意下さい
塩ビ樹脂10個分です
フィルム幅寄せ具をセットしています。
金属フィルムマガジンをセットしております。
使い方は新型 塩ビ樹脂巻取具の使い方というページをご覧下さい。120・220のフィルム両方のフィルムの種類がつくれます。
新型樹脂巻取具のシンプルな形です。パトローネにフィルムを入れる場合は若い番号が芯の方で0からスタートした場合フィルムの長さは83cmですから、DXコードの駒番号が22番辺りになります。因に24EXのフィルムで充分な長さで作ることができます。5個入パックフィルムですと、300円くらいで試すことができます。
暗室やダークバック内ではこのような形になります。スプールには遮光紙の露光済み(EXPOSED)の方から巻くようになります。
本体は熱処理で加工しやすい塩ビ樹脂で作りました。従来までコンストマガジンという黒い遮光性のある容器を使用したタイプでやっておりましたが、単価が高いので、調達コストを下げるためフィルムマガジンを使うタイプにしました。
コンストマガジンを使うメリットは、ノーリツ鋼機の現像機でブローニーフィルムをながせる機械であれば手間いらずです。暗室やダークバッグでフィルムを巻く場合巻き直しをしますと、フィルムの若い番号順に揃えて巻くことができます。
暗室やダークバッグで35mmのマガジンのスプールを巻くというのは難儀で36exなどでは、馴れないと指が痛くなります。そこで簡単な応用と便利なものを紹介します。20世紀末には使い捨てカメラを中国での詰め替え品が大量に日本に入り込みフィルムメーカーとの訴訟問題にまで発展しました。そこでフィルムメーカーは自衛策としてこのように、スプールにギザをつけて回転の手掛かりに、工夫を凝らしています。Kodakの使い捨てカメラの巻き上げ部は特にその為の工夫がありません。そこで写 真のように、クランク風のネジで、マガジンに手軽に巻き戻す事が出来ます。
フィルムマガジンは突起している部分に工夫があります。
この新型樹脂製巻取具は本体はホワイトアングル20×20という1,820mmの長さのものを使っています。 使われているものを紹介しますとブローニーフィルム用スプールはリユースのもの二個ステンレスボルト・ナット アルミ樹脂ワイヤー PET樹脂 アクリル両面テープです。ほとんどがユニバーサルなものでホームセンターなどで購入することができます。
幅寄せ部分に2,000ガウスの磁石を使うか迷いましたが、部品数を減らす方がメリットがあると考えました。画像ではわかりずらいですがフィルムマガジンを宙づり状態日していてその部分の折り曲げ加工、その下の方に遮光紙が中央になるように、スプールの鍔の部分の幅を折り曲げております。フィルムの幅寄せ部分を移動が出来ます。それが外れないようにとネジの横に樹脂を折り曲げて外れなくしましたが、実際はボルトが出っ張っているのでその変わりにその役目をしてくれています。
幅寄せ具に改良を加えました。リユースでユニバーサルなパーツを追求しますと更に小型化出来ます。
35mmフィルム幅寄せ具をPET樹脂にして、軽さを追求しました。ここまできましたら、あとは業界違いのリサイクル樹脂など大胆な発想で土に還る紙であったり、ケナフとかの方向性もありかもしれません。土に還るプラスチックの螺子とか諸々考えられます。
フィルムの巻き戻しの容器が、スペインのKALTという商品があり、それを利用しますと一個フィルムマガジンが215円位で購入出来ますので、商品としての実現の可能性がたかまりました。