ダークバック(チェンジバックという商品名もあり)の中でActive Filmを作ることができるようになりました。改良を加えた最新の35mm専用巻き具とそれ以前に撮影した動画をUPします。手前が強力な磁石のもので左側がマグネットが弱いタイプです。
遮光紙とフィルムを挟むように使用します。35mmの幅寄せの高さを高くしました。
中判フィルムは120タイプと220タイプがあります。こちらは120タイプの動画です。スプールが左右にぶれないようにアームを付ける前の35mm専用巻取具の動画になります。
Active Filmに当初126cmが確認がとれている安全な長さという言い方をしていました。そこでISO1600フィルムを入れてテストをしておりましたが、結果として135cmまでならば安全という確認がとれました。あと15cm増やすと被りが発生する事が分かりました。
35mmフィルムをActive Filmに入れる場合35mmフィルムの長さを135cmに正確に計ってお使い下さい。
15cm巻きすぎますとスプールの鍔の部分から被りが起きます。
くれぐれも巻きすぎないようによろしくお願いします。
ISO1600のテスト結果がでました。2社の645のカメラでテストしましたが27カット〜28カット撮れる時もあります。 駒間がメーカーにより違い PENTAXが6.5mmでMamiya 645AFDで4.5mmです。
4.5×3.5で撮れて細かに調整が可能です。オートローディングなので、手加減が出来なくテストにもベストであると選びました。
中判フィルムは120・220という二種類があります。沢山のカット数が撮れるという利点からお勧めしたいのが220です。フィルムメーカーサイドは、売れ行きが伸びず持て余している状態のようです。
しかしActive Filmには、120タイプに比べ簡便性があり、しかもカットが多く撮れるのでお勧めしております。従来126cmの長さが安全です。といっておりました。
テストを重ねた結果、ひとまず130cmまでは安全です。ひとまずの理由は、カメラの種類により駒間のスリットの長さがメーカーによって違います。
例えば、Mamiya 645ですと4.5mmですが、PENTAX 645ですと6.5mmです。お使いのカメラにより駒間のばらつきがある事もあるでしょう。26カット撮れる645もあれば、25カットしか撮れないカメラがあるでしょう。これらは、飽くまでも645というカメラの話になります。
中判カメラのフォーマットで撮ることができる枚数は、220タイプの遮光紙先端と後端にフィルムをを繋ぐ方式では130cmにしてテスト撮影することをお奨め致します。
ISO1600で最大130cm以上どのくらいまで巻いて撮影が出来るかは、実験中ですのでもうしばらくお待ち下さい。
スプールの鍔の高さぎりぎりまで遮光紙がきますから35mmのフィルムの厚さが0.13ですし問題が見えてくるでしょう。
311東北大震災での時はISO400で光線被りが発生しました、今度ISOは1600でどの程度光線被りが出るかが心配です。またご報告致します。
126cmでは問題がありませんでした。
3.11という忘れられない日ですが、別な意味でActive Filmには忘れられない日になりました。
昨年特許申請をしておりました中判フィルムに、幅の違うフィルムを入れて使用するという方法の特許願いを提出しておりました。今日3.11という日になりますが、特許願いの許可を頂きました。ご支援を頂きました方々にこの場をかりてお礼申し上げます。
今後手始めにActive Film 35mm専用巻取具を作って頂くところを探しております。被災地の被災された木工所をずっと探しておりますが、いまのところ、探せておりません。少しでも早くというニーズがありましたら、現在応援して頂いております大工さんに急遽作ってもらうのが良いのかを判断しなければなりません。手作りですので、沢山はできないと思います。
このサイトでもご案内しておりましたが、QSS ノーリツ鋼機(NKワークス)もFUJIFILMも新規のフィルム現像機でブローニーフィルムを処理出来る新型機を製造しておりません。FUJIFILMは21日にプレスリリースでフィルムに関する新しい情報を発表しているようです。
何れにしろ、中判カメラの何らかの救済策の解決の一助となればと考えております。
あとダークバックが、在庫限りというところが多いようです。お持ちではない方は、早めに大きめのものを手に入れることをお奨め致します。
製品向上のため予告なく仕様変更する事があります。